以前では考えられなかったような自然災害が、最近ますます増えていると多くの人が感じているでしょう。人間の力ではどうすることもできない自然の力は、突然猛威を振るう場合があるのでおそろしいものです。
また、自然災害が断水や停電といったライフラインに影響するケースも多いので、なおさら不安に感じます。そこで必要なのが、災害が起きたときのために備えをしておくことです。
その一つとして、井戸の水を飲料水として使えるように準備しておくことが挙げられます。そのためには、井戸工事の相談を業者にしたり、飲料水として本当に使えるのかどうか調査しておいたりすることが必要です。
こちらでは、井戸工事を依頼したいと思っている人に向けて、井戸を設置する前の注意点や水質調査についてご紹介します。災害用に井戸工事を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
災害用の手押しポンプを設置する前に注意するポイント
昔使っていた井戸がある場合、その井戸を工事して飲料水として使えるようにするのはよい方法かもしれません。通常、災害用として一人あたり3日分の水や食料を準備しておくようにとすすめられていますが、飲料水として使える井戸があるなら安心です。
なぜ3日間かというと、災害が起きてから3日間は人命救助が優先されるので救援物資がすぐには間に合わないからです。ただし、あくまでも目安の日数なので、3日過ぎても飲料水などの物資が手に入らないということは十分考えられます。もし断水したとしても心配することなく使うことができる井戸があるなら、必要以上に心配せずに済むでしょう。
使えそうな井戸があるなら、井戸工事を検討してみてもよいかもしれません。その際には、注意すべきポイントがあります。
まず、災害用の手押しポンプを設置する前に、既存の配管が使えるかどうかを確認しておきましょう。新しく配管を入れたり、その配管を入れるスペースがあるかの確認をしたりするといった追加作業が必要になるからです。
既存の配管については知識がない人が多いでしょうから、井戸工事を依頼する業者に相談するか調査を依頼することをおすすめします。
災害用井戸を衛生的に管理するために調査を依頼しよう
井戸水は災害用として活躍しますが、井戸工事をすれば本当に飲料水として使えるようになるのでしょうか？
飲料水として利用するには、まず水質調査をクリアしなければいけません。地域によって管轄が決まっているので、お住まいの市町村がどのような仕組みをとっているのかまず確認することが必要です。井戸水は衛生的に管理されている必要があるので、災害用だからといって調査を怠ってはいけません。
井戸水だけでなく、井戸周辺に水を汚染するような雑排水の浸透や汲み取り式のトイレがないかの調査も必要です。もしも飲料水として使えそうなら、水を消毒するための消毒設備を設置する必要もあります。こうなってくると、やはり素人では難しいので、井戸工事を行っている業者に相談するのがおすすめです。
十分な水質調査をせずに飲料水として使い、人体に影響を及ぼすようなことがあればすぐに保健所に報告する必要があります。
井戸工事で災害用の飲料水の準備を！ホクソウ地水に相談ください
水は、人間が生きていく上でどうしても必要なものです。そのため、自然災害などで普段通りのライフラインが使えないと生活自体が難しくなってしまいます。もし使っていない井戸があるなら、いざというときに使えるよう、前もって準備しておくとよいでしょう。
井戸工事を検討されているのであれば、ホクソウ地水にご相談ください。千葉で井戸掘りをはじめ、井戸工事・ポンプ交換・取付を行っています。災害用井戸の設置をお考えの方は、ぜひお問い合わせください。