災害時非常用井戸工事
災害が起きても生き延びるには、
飲用水が必要不可欠
2011年に発生した東日本大震災とその余震の影響で断水した水道は、19都道県で257万戸に及びました。
2016年に発生した熊本地震では熊本県内だけで2万戸以上で断水が発生し、地震発生から1年が経過しても断水が続いたというケースもありました。
このように、災害が直接の死因とならなくても、飲用水がないという環境が間接的な死因となる恐れが十分にあるのです。
いざという時に備えて非常用の井戸を設置すれば、こういったリスクを軽減することができます。
また飲用に限らず、消防用やトイレ洗浄、生活用水として水を確保できる井戸は重要。大災害はいつ起きるかわかりません。転ばぬ先の杖として、非常用井戸の設置をオススメします。
非常時における井戸の用途
熱湯煮沸をしていただければ、飲用いただけます。
震災時には給水車が来ますが、当然人が殺到しますし、十分な量が行き渡らない可能性が考えられます。
非常時に備えましょう。
トイレが流せないというのは、なかなか困った問題。心理的な問題もありますが、当然衛生的にも良いとはいえません。
というのも一般的な水洗トイレだと一回にあたり10L程度の水を使用することもあり、断水が発生すれば流せなくなってしまいます。
そういう時に井戸水を利用できれば、災害時も衛生的に過ごすことができます。
地震の際は火災が発生することがあります。
地震が原因で水道の断水が起きてしまえば、ちょっとしたボヤを止めることができず、ただ火の手が回るのを眺めるだけ……ということにもなりかねません。
初期の消火活動に井戸水をご活用ください。