最近は、災害用の備えとして井戸を設置する方が多くいらっしゃいます。地下水の汲み上げにより地盤沈下が起こることもあるので、住んでいる地域によっては「汲み上げ規制」により井戸が設置できないところもありますが、地下水の利用許可が下りれば庭に井戸を設置することができます。

井戸を使い続けると修理が必要になることもありますが、井戸の仕組みを理解していれば異常にいち早く気付けるので、井戸を設置するのであれば井戸に関する最低限の知識は身につけていたほうがよいでしょう。

こちらでは、千葉で井戸の設置をご検討中の方のために、井戸ポンプの仕組み、井戸のトラブルの原因となる呼び水について紹介します。千葉で井戸修理の見積もり依頼や相談をお考えの方は、ホクソウ地水にお問い合わせください。

井戸修理前に知りたい!井戸の水がポンプに吸い上げられ押し出されるまでの仕組み

井戸の水がポンプに吸い上げられ押し出されるまでの仕組み

手押しポンプの使い方を知っていても、なぜハンドルを上下に動かすだけで水が出てくるのか理解している方は少ないのではないでしょうか。こちらでは、井戸修理の前に知っておきたい井戸の仕組みについてご紹介します。

手押しポンプの仕組みは、コップの飲み物をストローで飲むときの原理によく似ています。ストローを口でくわえて吸うと、ストローの中が真空状態になり、ストローの外にある液体に大気圧がかかることで、飲み物が口の中まで吸い上げられます。つまり、ストローで飲み物を飲むためには真空状態と大気圧が必要不可欠なのです。

井戸も真空状態と大気の圧力を利用すれば、10mは汲み上げることが可能です。しかし、それ以上の深さになると水を汲み上げるのは難しいので、深井戸の場合はジェット式や水中式のポンプが使われます。

深井戸ジェットポンプは深井戸ポンプに多く使われるタイプで、吸込管と圧送管を結んだジェット部分を井戸内に設置します。一方、深井戸水中ポンプはポンプを井戸の水中に設置するタイプで、ジェットポンプの約2倍の出力があります。

吸い上げた水を外に押し出す役割をするのが、バルブです。バルブは井戸側とピストン側にありますが、井戸が吸い上げられているときは井戸側のバルブが開き、ピストン側のバルブは閉じます。するとシリンダーに水が入り、ピストンの上にあった水は自動的にポンプの外に流出していく仕組みになっています。

水が出なくなるトラブルを引き起こす呼び水とは 井戸修理の相談はお気軽に

水が出なくなるトラブルを引き起こす呼び水とは

井戸で水を汲み上げるのになくてはならないのが、「呼び水」です。井戸のトラブルでよくあるのが「井戸の水が出なくなった」というものですが、その原因のほとんどがこの「呼び水」によるものです。こちらでは、井戸の「呼び水」についてご説明します。

前項で記載したように、ポンプで水を吸い上げるためは真空状態にする必要があります。少しでも空気があると、気圧の影響を受けて水を吸い上げられなくなるので、ポンプを真空状態にするために水で満たしておかなくてはなりません。その真空状態にするための水が「呼び水」です。

「呼び水」がなくなると、モーターが正常に動いていても水を吸い上げることができなくなります。モーター音の「ブーン」という低い音が聞こえれば正常に回っている証拠なので、それでも水が出ない場合は「呼び水」を確認してみましょう。

「呼び水」がなくなっていたら、水があふれるくらい入れて蓋をします。電動ポンプの場合、空気が残っていると羽根車が空回りして故障の原因になるので注意してください。

ほとんどの場合「呼び水」を満タンにすればトラブルは解消されるはずですが、それでも状況が改善しない場合は他の部分に故障がある可能性があるので、できるだけ早く井戸の専門業者に点検や井戸修理を依頼しましょう。

千葉で井戸修理をお考えの方は、ホクソウ地水に相談ください。成田市を中心とした関東一円に対応しています。まずはお気軽に見積もりをご依頼ください。

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井戸は設置するだけでなく定期的にメンテナンスも必要なので、井戸工事業者は信頼でき長く付き合えるところを選んでおくと安心です。

千葉にあるホクソウ地水では、20年以上の経験のあるベテランが提案から施工まで対応し、アフターサービスも充実しています。千葉県内および関東エリアで、井戸設置や井戸修理をご希望の方はお気軽にご相談ください。見積もり依頼もお待ちしています。

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